2015
19
Aug

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佐野研二郎氏のパクリ疑惑は本当か?

すっかり時の人となってしまった佐野健二郎氏ですが、同じデザインに携わる身としては、当初、佐野氏を擁護する立場でした。
しかし、過去の作品を見てみると、これは確信犯ではないかという疑念が出てきました。

当初、擁護していたというのは、デザインがシンプルになればなるほど似てしまうのは、仕方が無いと思ったからです。

例えば、東京オリンピックのロゴを作るにあたって、Tokyoの「T」を連想する人は少なくないと思います。
そのシンプルな「T」という一文字から派生するわけですから、似たようなデザインが出てきてしまうのは仕方がないことです。

もちろん、「T」をモチーフにせず、全く別のデザインも考えられるわけですが、佐野氏のデザインが採用されたということは、採用する側も「T」にこだわったのかとも憶測できます。

似て非なるもの

東京オリンピックのロゴは致し方ないにしても、佐野氏の過去の作品を見てみると、これは明らかに模倣ではないか?という作品が複数見受けられます。
実際、一部、盗用があったわけですし、海外デザイナーからは法的手段を取るとまで言われています。
こうなってくると、全ての作品に疑惑がかけられても仕方がありません。

デザインの量産

私も職業柄、ネットやデザイン関連の書籍等を参考にすることはありますが、トレースしたり、真似て作ることは決してありません。
その為、アイデアが浮かぶのに時間が取らることもしばしばあります。
というより、アイデアを出すのに一番時間を割いていると言っても過言ではありません。
またしても憶測ですが、佐野氏の場合、いいアイデアが浮かばないにも関わらず、商業的な要素が絡んだが為に、模倣といった行為に及んでしまったのかもしれません。
デザインというものは、結果的に似てしまうことがあっても、オンリーワンでなければなりません。量産するものであってはならないと思うのです。

今回の件は、国内だけの問題ではなく、オリンピックという世界共通のスポーツの祭典が絡んでいるので、世界中の人々が関心を持っています。
デザインした当人はもちろんのこと、ロゴを採用した側にも責任があるわけで、どういった落としどころを探るのかが注目されます。

オリンピック及び日本の歴史に汚点を残すような判断だけは避けてもらいたいものです。

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